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ポスターはどこまで有効か? [日常生活の疑問]

駅のホーム、繁華街の大通りなど、
街のあちこちにポスターが貼られています。
化粧品の宣伝、新車の紹介、
新作映画の宣伝など、無数のポスターがあります。

このポスターを見て、
「この商品、使ってみたい」
「この映画、なんだか面白そうだな」
という気分になることも少なくありません。
ポスターの効果は、それなりに大きいと思います。

一方で、「何でこんなことをポスターにするのだろう?」
と思うようなポスターも時たま見かけます。
「投票に行こう」
「麻薬は危険」
「献血にご協力を」
といった、いわゆる政府広報系のポスターです。

果たして、このポスターを見て、
「選挙に行かなきゃ」
「麻薬は危ないから、もう止めよう」(使っている人の場合?)
「自分も輸血をしなければならないときが来るかもしれないから献血しておこう」
といった考えを持つようになる人はどれくらいいるのでしょうか?

もちろん、そのような効果が全くないとはいいません。
ですが、このようなポスター(ごとき)で、人々の気持ちが大きく変わるのであれば、
そんなに楽なことはありません。
特に、麻薬常習者が「麻薬は危険」というポスターを見ることによって、
麻薬を止めようと思うでしょうか?
(もちろん、子供たちに麻薬の危険性をアピールし、
麻薬に手を出させないようにするという効果は大きいと思いますが)

ポスターを投入する金額と、それに見合った効果が得られているのか、
きちんと検証する必要があると思います。
「ポスターを貼っておいたから、行政としてはやることはやったからね」
と言わせないように、きちんとモニターする必要があるように感じています。


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